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余計に震えた肉の棒が、真上の朱里の尻はもちろんの事、彼女の腹部、賢太自身の下腹にまで盛大に喜悦の証を吐きつけた

空蝉

「ま、たっ……出っ、る……うぅ!」
青年の呻きとひと際鋭いペニスの突き込みを受け止めて、満を持して膣肉が急収縮した。朱里の腰の回転も加わる中で引き絞られた肉棒が、盛大に震える。揺さぶられた膣襞がドッと新たな蜜を噴く。
「朱里姉……っは、ああぁ……っ!」
「ああっ、あ───……っ!」
にぢゃにぢゃと響く蜜とカウパーの撹拌音に、二人分の嬌声が被さった。
肉厚の陰唇に引き込まれて、より奥へいざなわれる──そう、賢太が感じた直後に朱里の腰が持ち上がり、抜けた肉の棒が宙に白濁の飛沫を噴き上げる。
抜ける際の摩擦と、みっちり吸い付いていた膣肉の温みを失った肌寒さとが合わさった結果。余計に震えた肉の棒が、真上の朱里の尻はもちろんの事、彼女の腹部、賢太自身の下腹にまで盛大に喜悦の証を吐きつけた。
波状に襲い来る絶頂感に溺れ。喘ぐ合間に朱里を見上げる。がに股気味に跨がり立つ彼女の、未だぽっかりと空いた膣穴が、蜜とカウパーの混合液をこぼし身悶えていた。それが絶頂に咽ぶ女性器の反応なのだと、酩酊めいた至福感の中で理解した。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!