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上下の唇で包皮を剥き下ろされ、チュプックチュという猥音とともに、肉胴が喉奥へと引き込まれていく

早瀬真人

「亜紀さん、ちょっ……あぁ」
ようやく拒絶の言葉を発しようとしたその刹那、マストのような強ばりは亜紀の口の中へと埋没していた。
上下の唇で包皮を剥き下ろされ、チュプックチュという猥音とともに、肉胴が喉奥へと引き込まれていく。
「あぁぁ」
生まれて初めて体験するフェラチオは、慎吾にこの世のものとは思えない快楽を覚えさせた。
生温かい口腔粘膜の感触、肉胴に絡みつくぬめった舌。唾液が肉筒の表面にまぶされ、それが心地いい感覚を与えてくる。
電流を流されたかのような快美がペニス全体を包み込み、慎吾は一瞬にして恍惚の表情を浮かべた。
頭の片隅に浮かんだ優香の顔が、次第に快楽の波間へと呑み込まれていく。プールでの彼女との出来事が、快感の燻りをずっと残していたのかもしれない。
(こんなことになるんだったら、トイレで一発抜いておけばよかったよぉ)
後悔先に立たず。慎吾の性欲はすでに鎮火できないほど燃え盛り、すでに途中下車不可能の状態に陥っていた。
亜紀は口から怒張を抜き取ると、別の生き物のように蠢うごめく舌で裏筋や雁首をなぞりあげてくる。強く吸引されたためか、すでに強ばりは真っ赤にうだり、溢れ出た唾液で妖しく濡れ光っている状態だ。
亜紀はこれだけに留まらず、肉胴の横べりに軽いキスを送り、舌先で尿道口をチロチロと嬲り、再び節ばった肉柱をズズッとディープスロートした。
尿管から精液を搾り取るように、頬を窄めながら徐々に顔の上下動が激しさを増していく。
ブヴォッジュポッと口中で唾液の跳ねるくぐもった音が洩れ響き、それが慎吾の性感をますます高めていった。

「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。