しかしあわてて否定したり、かおりに謝ったりはしなかった。浩一郎は、なぜか初めてかおりに強気で迫る。
するとはじめ、何を言われたのか、とポカンと見上げていたかおりが、
「はいっ……んっ、んくっ」
そう答えると、再び自分から顔を寄せ、浩一郎の肉棒を呑み込んだのだ。
さっきにも増して、熱心に肉棒をなめしゃぶるかおり。
それを上から見下ろしながら、
「そ、そう。そうです、そうだ!もっと、深く口に入れて……うん、うん、口を突き出して、歯が当たらないように。そう、疲れたら、口から出してチュッチュ、ってキスしたり、先っぽだけをペロペロしてもいいんだ」
指示する。その内容も、どこかのAVでカリスマ男優が言っていたセリフの要約みたいなものだ。だいたい浩一郎は、
(フェラチオなんて初めてで……風俗も行ったことないし、AVでしか)
なのに、
「ふぁい……んっ、んく、んく、んぐぅ!ぷはぁ、ちゅ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろれろ、ちゅぷぱっ」
指示どおりにかおりが肉棒をなめしゃぶる。
かおりのフェラ顔は、ぐっと淫らなものになった。
ひょっとこのように唇を突き出し、頬をぽっこりと痩けさせて、一心に肉棒抽送するかおり。
品のいい横顔が淫らに歪んだ。
(初めてのフェラチオ、かおりさんがしてくれる。俺の言いなりになって……!)
もう浩一郎的には天にも昇らんばかりの感激だ。
出典:~未亡人寮母・かおり (フランス書院文庫)~
著者: 巽 飛呂彦
「溜まっているんでしょ? これも私の務めだから……」たわわに熟れた乳房で肉茎を挟み、上下にしごく寮母。親元を離れ、さみしがり屋の寮生に捧げる「特別奉仕」。夕食後にお風呂でフェラ、人目を忍んで肉交サービス……勉強に恋愛に悩める学生を熟れた身体で癒していく。母親代わりの美熟女が今夜も笑顔と柔肌でお世話します!