「本当にノーパンか一応確かめないとね。スカートをまくってみせてよ、初美さん」
「そ、そんなこと……」
「いやならボクは帰るよ。直人と付き合うのをやめる話はなかったことになるけど」
「待ってッ」
帰ろうとする達也をあわてて引きとめた初美は、唇をかみしめるとおずおずと、ミニスカートの裾をズリあげはじめた。
パンストをつけない初美の太腿が、しだいに露わになっていく。白くムチムチと官能味にあふれ、たちまち達也の目を引きつけた。
「あ、ああ……」
初美は首筋まで真っ赤になった。達也の前で自ら、ミニスカートをズリあげていく自分が信じられない。
なのに見つめられる太腿が熱くなって、その熱が身体の芯までズキズキとしびれさせはじめる。
(見ればいいわ……ああ、見て……)
こんな子供に自らミニスカートをまくってみせる異常さが、初美の感覚をも異常にするのだろうか。
ぴったりと閉じ合わせた太腿の付け根に、茂みが覗きはじめた。それは初美の白い肌にハッとするほどの鮮烈な対比を見せ、艶やかにからまりもつれ合ってフルフルとふるえている。
「初美さんのような美人が、そこのオケケを見せてる姿ってすごくいやらしいね。その奥にもっといやらしいものを隠してるって感じだよ」
からかわれても初美はなにも言えなかった。美しい顔を真っ赤にしたまま、まともに達也のことも見られないようだ。
自らさらしている茂みに、達也の視線が突き刺さってくるのが痛いまでにわかり、それがさらに初美の身体をしびれさせる。
「もう、いいでしょう……自分からこんなことをするなんて、恥ずかしいの……」
「まだだよ。後ろを向いてお尻もしっかり、見せて欲しいな」
「わ、わかったわ……初美のお尻も見ればいいわ……」
初美はミニスカートをまくったまま、後ろを向いて裸の双腎を達也の目にさらした。
まぶしいまでの白さで、ムチッと球のような形よい肉づきを見せ、キュッと高く吊りあがっている。
腎丘の谷間は深く切れこんで、妖しく神秘的にすら思えた。
昨日スカートのなかを覗いた時より、はるかに妖しく色香がムンムンと匂う見事な肉づきで、達也を圧倒した。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!