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それをいいことに、達也は初美のスカートの前もまくって下半身を剥きだしにして、ブラウスの前もはだけて乳房も露わにした

結城彩雨

乗客の男たちはそんなことを言って、ニヤニヤと初美のスカートのなかを覗きはじめる。
そのうちにモゾモゾと手を伸ばし、中学生らと一緒になって、初美の茂みや媚肉をいじりだした。
だが初美の前に群がる男たちの姿が、ちょうどあとから乗りこんでくる乗客らの目から初美の身体を隠す衝立ての役割を果たした。
それをいいことに、達也は初美のスカートの前もまくって下半身を剥きだしにして、ブラウスの前もはだけて乳房も露わにした。
「あ、ああ……」
初美はもう恥じらう余裕もなかった。肛門の浣腸器から注入される薬液の感覚と、身体中に這う中学生たちと乗客の男たちの手によって、翻弄された。ジワジワとふくれあがる便意とめくるめく快感とが交錯し、初美を狂わせていく。
(し、して……)
初美はこのまま犯されたいとすら思った。頭のなかが虚ろになって、もうまともに考えられない。
もういったい何人に肌を触られているのか、もう何回目の浣腸をされているのか、それすら初美にはわからなくなった。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!