「いつまでボクを待たせるんだい」
いきなり達也に裸の双臀を平手打ちにされて、初美はひッと声をあげた。
「ああ……ご、ごめんなさい、達也くん」
すすり泣くような声で言うと、初美は自ら両手を後ろへ突きだした双臀へともっていった。そのまま、両脚を左右へ大きく開いた。たちまち後ろから達也が覗きこんでくるのが、痛いまでにわかった。しとどに濡れている柔肉が火になった。
「やっぱり自分で浣腸しながらオマ×コを濡らしてたんだね、初美さん。フフフ、すごいよ、今にもお汁が垂れそうだよ」
「ああ……恥ずかしいわ……女の私に、こんなことをさせるなんて……」
「お尻の穴を自分から見せれば、もっと恥ずかしいよ、初美さん」
「…………」
初美は自ら指先に力を加え、ジワジワと臀丘の谷間を割りひろげはじめた。
「ああ……」
声をあげかけて、初美はキリキリと唇をかみしめた。後ろから達也が覗いていると思うと、また身体に妖しいしびれが走った。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!