「誰の携帯ですか」
「私です……」
と裕美が手を上げる。
「愛菜、持ってくるんだ」
エマのアナルに入れたまま孝典がそう命じ、愛菜が、はいお兄さま、と言って、着信音が鳴り続ける赤い携帯を持ってきた。それを、静恵に尻の穴を舐められ続けている裕美の耳元に当てていく。
「あ、ああ……はい……裕美です……あなた……お疲れ様です……あ、ああ……ううん……なんでもないわ……」
出張先の松前先生と話す裕美の声が甘くかすれている。
孝典は、ぱしっと裕美の尻たぼを張った。
裕美は、あんっ、と甘い声をあげて、ぶるぶるっと張られた双臀を震わせた。
「ううん……なんでもないの……」
裕美がなじるような目を孝典に向けてくる。するとまた、別の携帯が鳴りはじめた。
裕美の双臀に美貌を埋めていた静恵が顔をあげ、私のです、という目を孝典に向ける。すでに、愛菜が携帯を取りに走っていて、そのまま愛菜が携帯に出た。
出典:~先生の奥さん狩り夫の教え子に調教されつづけて (フランス書院文庫)~
著者: 天海佑人
「もう許してっ……こんな関係が誰かに知られたら……」哀願の声を無視して続く、孝典の若さに任せた律動。昼間、出勤した夫と入れ替わりにやってくる青狼。エプロン姿で、淫らな下着姿で受ける恥辱の肉交。妻盗の魔味を覚えた少年は次なる生贄に狙いをさだめ……32歳、27歳、38歳……先生の奥さんを堕とす蟻地獄!