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初美の肛門は揉みほぐされて、たちまちとろけるような柔らかさを見せはじめるのが、初美は情けなくて泣きたくなる

結城彩雨

「そんなに肛門を引き締めてちゃ、体温計が入らないよ。少しマッサージしなくちゃ駄目みたいだね」
達也は指先でゆるゆると初美の肛門を揉みほぐしにかかった。
「あ……ああ……」
初美は必死にこらえた。
そんなところをいじられている姿を我が子に見られているのがたまらない。だがここであらがって、我が子の前で肛門セックスをされることにでもなったら。
初美の肛門は揉みほぐされて、たちまちとろけるような柔らかさを見せはじめるのが、初美は情けなくて泣きたくなる。我が子の前だというのに、いじられただけで肛門がだらしないまでに反応してしまうのだ。
すぐに冷たい体温計が入ってきて、初美は腰をブルルッとふるわせてひいッと泣いた。肛門を深く貫かれる感覚に、背筋から脳天へとしびれるような快感が走った。
「フフフ、初美さんが変な声を出すんで、直人の奴がびっくりしてるよ」
深々と体温計を咥えさせて、達也がわざとらしく言った。
「ごめんなさい……ちょっとびっくりしただけなの……な、なんでもないのよ、直人」
初美は直人に向かって必死に平静を装った。
「熱をはかるだけなのに、オーバーなママだよな、直人。医者をこわがる子供みたいだよな、フフフ」
「も、もう大丈夫よ……熱をはかってちょうだい……」
「熱をはかっている間に、身体の状態も診てあげるよ、初美さん」
達也は体温計を肛門に挿入したまま、初美の身体をゴロリとあお向けにひっ繰りかえした。そして皮を剥ぐかのように、巻いていたバスタオルを左右へ開いた。
「ああッ」
初美は反射的に手で乳房と太腿の付け根を隠し、身体を縮こまらせた。
「駄目だよ、初美さん。そんなに身体を隠したら、診察できないだろ」

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!