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尻の谷間を広げて柔らかな肉たちを揉み、鳶色の肛門を晒す谷間でスリスリと顔を振った

庵乃音人

つい視線が志摩子の臀部に行く。尻たぶの肉が、ふとももとともに震えていた。
食欲もそうだが、貴史としてはどうしても性欲を刺激されずにはいられない。
あえてこんな格好で料理をし、裸同然の後ろ姿を見せつけているということは、それ自体が志摩子の無言のサインである気もする。
(そうなんでしょ、志摩子さん……?あぁ、こんないやらしい姿見せられたら、やっぱり冷やし中華どころじゃないよ……)
思わず生唾を飲んだ。とうとう我慢できなくなった篤志は、花蜜に誘われる蜂みたいに、音もなく志摩子の背後に近づく。
帰ってきてすぐにご飯を作り始めた志摩子はシャワーも浴びていなかった。
至近距離まで近づくと、一日一生懸命働いてきた女性ならではの、鼻の奥までムンッと来る濃密で甘ったるい体臭がする。
気づいていないのだろうか。背後まで来ても、志摩子は振り返ろうとしなかった。
刻んでいるのは、キュウリからハムに変わっている。貴史はゆっくりと腰を落とし、磨き抜かれた床板に膝立ちになって志摩子の巨尻と向きあった。
(た、たまらない……)
両手を伸ばし、双子の尻肉を鷲掴みにした。ようやく気がついた志摩子は「きゃっ」と悲鳴をあげる。わずかに肌がべたついていた。
貴史は二つの尻肉をくぱっと左右に開き、露わになった尻の谷間に顔を埋めた。
「きゃっ、た、貴史さん!危ないわ、今包丁を……」
「置いて、包丁。ガス止めて。志摩子さん、僕……もう我慢できない……」
お風呂に入っている昨日とは異なる香りが尻の割れ目から香った。
これはきっと、まずは汗。朝から夕方まで子供の面倒を見続けた保母の尻の谷間に染み出た汗が発酵し、鼻腔を悩ましくくすぐる饐えた匂いを放っている。
「やだ……あん、いやぁ……」
「あぁ、志摩子さん……」
尻の谷間を広げて柔らかな肉たちを揉み、鳶色の肛門を晒す谷間でスリスリと顔を振った。谷間には、発酵した汗や分泌物による野卑なぬめりがあった。
深々と息を吸いこみ、谷間の、そして肛門の匂いを思いきり嗅いだ。
便臭はなかった。その代わり、肛門の皺の間に溜まっていた汗の匂いがひときわ強烈に鼻腔粘膜に染み渡り、媚薬みたいに脳髄を麻痺させる。
「やあぁ、だめ……匂いなんて嗅がないで。恥ずかしい。私、シャワーも……」
志摩子は本気で恥ずかしがり、プリプリと尻を左右に振った。命じられた通り包丁を置き、火も止めている。志摩子の尻肉を力任せに押さえつけ、さらに鼻を鳴らした。
わざとだった。恥ずかしがる志摩子はとても愛らしく、劣情をそそった。
「だめぇ。恥ずかしい……お願いだから匂い嗅がないで……貴史さん、いやぁ」
貴史は尻の谷間に舌を伸ばし、肛肉を舐めた。
志摩子の悲鳴が「ひいぃ」と跳ね上がり、流し台に上体がつんのめる。
汗ばんだ肛門は塩辛さと苦みが混じった味わいだった。たちまち唾液でぬめり始めた志摩子の肛門が、呼吸でもするように弛緩と収縮を繰り返す。
「だめ、やだ、貴史さん、あっあっ、舐めちゃいや……ふわっ、あはあぁ……」
志摩子は舌から逃れようと爪先立ちになり、悩ましい声を上げてなおも尻を振った。ふくらはぎが締まり、筋肉が盛りあがる。
「志摩子さん……うぅ、興奮する……」

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?