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上体を屈め、静かにスカートをおろし、足から抜きとっていく

鳴瀬夏巳

「いいのよ、亜佐美ちゃん。私のせいだもの」
みずから吐いた言葉に感極まり、目に紅涙が滲んだ。蔭山が黙してナイフを向ける前で、まずサマージャケットを脱いだ。スカートのベルトをはずす。上体を屈め、静かにスカートをおろし、足から抜きとっていく。これだけでも赤の他人には到底見せられない姿だ。まして恵子のような貞淑な女にすれば、裸をさらしたも同然の羞恥である。
「見ないでくださいっ」
たまらず哀訴して蹲った。
じわりと蔭山が体を寄せた。ナイフの先が目の先まで近づいた。
「ひいいっ」
「綺麗さっぱり脱いでしまえば踏んぎりもつくだろうさ。それとも妹に身代わりになってもらおうか」
「そ、それは駄目っ。それだけはっ」
あわてて恵子はブラウスのボタンに手をかけた。指先が震え、うまくはずすことができない。一つのボタンをはずすのに、何度もやり直した。また蔭山につらい言葉を吐かれるのではと思うと、ますます指が動かなくなる。
やっとのことでブラウスを脱いだ。これで残るは清楚なベージュのブラジャーとパンティ、そしてパンティストッキングのみである。
「次はどっちだ。上か?下か?ブラジャーがはずれたがってるようだぜ。ほら、オッパイが重くて重くて落っこちそうだ」
蔭山は彫りの深い端正な顔をにやにやと崩した。その目は、ブラから溢れんばかりの乳房に遠慮なく注がれている。
「見ないでくださいっ」
堪えきれず、両腕で胸を覆い隠した。

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