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すでに互いの前で生き恥をさらしている母娘だが、息がかかるほどの至近距離で股を開いて向き合わされ、同じ淫らな愛撫に女の性感をとろけさせられていく口惜しさ恥ずかしさは、それまでの羞恥と屈辱を遥かに凌いだ

御堂乱

眉を苦しげにたわめ、頬にサッと朱を刷いた。
「歳は違っても母娘だもんな。感じるところは大方同じはずだ」
竜二の言わんとすることは昌平にも分かった。
素っ裸で向かい合わせの母娘に同じ愛撫をほどこして、その羞じらいと悶えを比べ愉しもうというのだ。
「フフフ、ママの大きなオッパイ」
知美に見せつけながら、竜二が志津子の重たげな乳房をすくいあげてタプタプと揺すりたてれば、
「ヘヘヘ、娘の小さなオッパイ」
昌平は志津子の目の前で知美の未成熟なふくらみをやわやわと揉みしだく。
「ああッ、知美さんッ」
「ママッ、ママあッ」
すでに互いの前で生き恥をさらしている母娘だが、息がかかるほどの至近距離で股を開いて向き合わされ、同じ淫らな愛撫に女の性感をとろけさせられていく口惜しさ恥ずかしさは、それまでの羞恥と屈辱を遥かに凌いだ。
「やめて、お願いッ」
「いやッ、いやあッ」
娘の泣き声を耳にして乳暈を熱くする母。
母のあえぎを聞きながら乳首を固く尖らせる娘。
目と耳と、そして敏感な性感帯からの刺激が同時に母娘の肉体にジンワリと沁みこんで、慎みを掻き乱し、羞じらいを麻痺させていく。
同時に乳首をつまみあげられて、
「ウッ」
「クフッ……」
唇を噛む仕草までそっくりだった。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!