(これはかなり敏感だな。いろいろとプレイの幅がひろがりそうだ)
熟した女体は簡単な愛撫に反応を示し、もうたまらなそうに腰を揺すっている。剥きだしの乳房がタプタプ揺れて、さらなる刺激を欲しているかのようだ。
頃合いとみた神谷は、夫人のハンドバッグのなかから小さな包みを取りだした。それは綾乃が華道の師匠に贈るために購入したモンブランの万年筆だ。文房具売り場で遇ったとき、これを受け取りにきたのだと直感的にわかった。
「あっ、冷たい……ああンっ、なにをなさっているのです?」
綾乃が狼狽した声をもらして、股間を見おろしてくる。
しかし、神谷は構わず夫人の指を押しのけると、淫蜜を滲ませた恥裂に万年筆を埋めこんでいく。
「ひううっ、あっ、あっ……だ、駄目です……」
切れぎれの喘ぎが、彼女の焦りをそのまま表現しているようだ。
恥ずかしいけれど感じてしまう。感じたくないのに身体は敏感になってしまう。そんな葛藤が滲み出ていて、ますます苛めたくなる。
「これで気持ちよくなってください。この部屋なら声をあげても大丈夫ですよ」
すっかり準備を整えていた蜜壺は、いとも簡単に万年筆を呑みこんだ。
お淑やかな令夫人が、たったあれだけの愛撫で女の源泉をドロドロに濡らしていたのだ。熟女の豊かな感性にあらためて驚かされながらも、神谷は万年筆をゆっくりと抽送させる。
「あっ、あっ、ああっ……いや、動かさないで……ンンあっ」
口では拒絶しながらも、宮原夫人は右手の指先でクリトリスを転がし、左手で乳房を揉みしだいていた。どうやら早くも絶頂への階段を昇りはじめているらしい。
「イッていいですよ。見ていてあげますから、思いきりイッてください」
万年筆を出し入れしながら囁いてやると、令夫人は急速に高まっていく。ぱっくり左右に開いた白い内腿が、ヒクヒクと小刻みな痙攣を繰り返す。
「や、いやっ、あっ、あっ……そ、そんな、私……」
「我慢しないでください。さあ、いやらしい声で啼きながらイクんです」
「ひっ、ひっ、あひっ、駄目……ンンあああぁぁぁぁぁッッ!」
あの宮原綾乃が艶めかしい喘ぎを振りまいて、万年筆に膣襞を巻きつけながら昇りつめていった。
蜜壺からはさらなる華蜜が溢れだし、神谷の指をぐっしょりと濡らしていた。
著者: 北都凛
(あなた、許して。私にもう妻の資格はないわ)試着室、立ちバックで貫かれる38歳の社長夫人。かつて自分に低姿勢だった外商部員の罠に堕ち、凄絶な凌辱に耐えるうち、熟れた躯には魔悦が……美しい院長夫人、気丈な令夫人、二児の熟母。閉店後の百貨店は、淑女狩りの淫獄ハーレム!