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右手を滑らせ、ベビードールの裾から覗くぷりんとしたヒップに重ねる

葉川慎司

自分から誘うことに慣れていない祐司は、頬を赤く染めながら言った。沙恵子もほんのり頬を薄紅色に染めながら、小さく頷く。
立ち上がる義母の手を取り、二人で手を繋いでベッドの傍らに立つ。どちらからともなく向き合い、唇を重ねた。
義母の唇は、ぷりぷりとした弾力があった。舌を差しだすと、沙恵子は控えめに唇を開き、祐司の舌を迎え入れる。
「んんっ。おかあさん」
両手で沙恵子の女体を抱きしめ、舌をくねらせる。沙恵子は舌先がちろちろ触れあう控えめなキスで応じてくれた。
右手を滑らせ、ベビードールの裾から覗くぷりんとしたヒップに重ねる。瑞穂のお尻に比べ、沙恵子の尻肉のほうが弾力がある。若さの違いなのだろうか。沙恵子が生涯二人目の女性の祐司には、比較の対象が瑞穂しかない。
瑞穂の全身がやわらかい女体も素晴らしいと思うが、沙恵子のぷりっとした女肌の感触も心地よかった。
(口の味も違う……)
舌を引き、義母の舌をみずからの口腔に誘う。沙恵子は眉根を寄せながら、舌を差しだしてくれた。
唇をすぼめ、チュウッと義母の舌を吸う。瑞穂の口は蜂蜜のような甘さだが、沙恵子の唾液は、グレープフルーツのような爽やかな風味を感じる。
赤ん坊が母乳を吸うように、祐司は義母の舌をチュッチュッと吸った。
「んっ。んふ。はうっ」
沙恵子の鼻から、湿った吐息がもれはじめる。自分の口づけで、義母が感じはじめている。瑞穂との体験が、祐司に確かな自信をもたらしてくれていた。

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!