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内腿の筋に引っぱられて、媚肉の合わせ目は妖しくほころび、しっとりと濡れたピンクの肉襞をのぞかせている

結城彩雨

「いい格好だぜ、奥さん」
「どれ、じっくり見せてもらうかな」
縄を柱につなぐと、冷二と五郎は開ききった夏子の太腿の前に、顔を寄せ合うようにして覗きこんだ。
「ひッ……み、見ないでッ……」
夏子はのけぞったまま絶叫した。
男たちが今、どこを覗きこんでいるか、痛いまでにはっきりとわかった。突き刺すような視線に、肉奥がカァッと灼ける。
冷二と五郎の目が、まぶしいものでも見るように細くなった。目の前に夏子の女があられもなく開ききっていた。
内腿の筋に引っぱられて、媚肉の合わせ目は妖しくほころび、しっとりと濡れたピンクの肉襞をのぞかせている。
「綺麗なオマ×コだぜ、奥さん。とても子供一人生んだとは思えねえ」
「やめてッ……いや、み、見てはいやッ……」
「へへへ、じっくり見ると言ったろうが」
冷二は夏子の股間の茂みをかきあげて、もっとよく見ようと媚肉の合わせ目をつまんで左右へくつろげた。
「ひッ、ひいッ……やめてッ、いや、いやですッ……」
夏子は狂ったように泣き、かぶりを振り、腰をよじりたてた。だが、男の手を振り払う術はない。
冷二と五郎はゴクリと生唾を呑んで、思わず胴ぶるいした。
見事なまでの肉の構造だった。幾重にも折りたたまれた肉層とピンクの肉襞……色といい形といい、少しも型崩れしていない。しっとりとして、熟れた人妻の情熱を内に秘めたたたずまいである。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!