「うぁ、あぁ……。美幸さんの手も口もっ。早く、この目で見たい」
上目遣いの問いかけに、呻きと、喘ぎと、恍惚に浮かされた声で応じてくれる。目隠し越しにも視線が交わるのを確信し、踊る心根のままに肉棒をまた、根元から雁まで一気に舐り上げた。
逐一敏感に手の内で弾む肉幹を、撫で捏ね、絡めたツユと唾で磨き上げてゆく。
「ンッ……喜んでもらえて、嬉しい。たくさん可愛い声、聞かせてくださいね……」
快楽の証であるツユのヌメリをまた啜り、舌先で転がして味わい尽くす。そうして撹拌し自身の唾と混ぜて泡立たせてから飲み下すと、得も言われぬ昂揚に見舞われる。
酒の酔いに加えて雰囲気と、恋しい男の味と匂いにも酔わされている。自覚はあったが、もう止まれない。
「我慢せずにエッチなお汁、おちんちんから出して……」
破廉恥な台詞を紡げば、モジつく股とエプロン越しの乳首に恍惚が溜まる。肉棒に這わせた舌に滲む唾液の量が増し、先走りを啜る頻度も増してゆく。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!