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猛々しく脈打つ肉の丸太が、膣内の襞肉を捲りながら押し入ってゆく

空蝉

「い、いきますっ」
隆々反った勃起ペニスが、賢太自身の手で角度を合わされ、膣口へと押し当てられる。
一旦上体を起こした彼の温みの再来を請い願う気持ちを、美幸は広げた両手の平を胸の前に差し出す事で表現した。
「あ……う、あぁっ。すみませんっ」
たっぷりの蜜に浸る膣口に滑らされた亀頭が恥丘へと乗り上げる。摩擦愛撫に嘶かされ、美幸の腰が跳ねた。
「あ、謝らなくていいの。ふっ、あ、は、あぁン……ッ!」
二度、三度。失敗を重ねた末にとうとう、美幸の指が幹を押す形で寄り添い、導いてくれる。蜜潤む窪みに肉棒の切っ先が嵌まり込んだ瞬間。ペニスと陰唇が同時に震え、互いの昂揚を伝え合った。
「そ、そのまま、あっ……ンっ、ンンぅぅ……ッッ!」
猛々しく脈打つ肉の丸太が、膣内の襞肉を捲りながら押し入ってゆく。
被さってくる賢太の背に、差し出していた両の手を抱き付かせたのに加え、無自覚ながら両足を彼の腰に抱き付かせ。隙間なく密着する幸せと、より深く肉棒を受け容れる恍惚に咽んだ女体が嬉々と弾む。
「っうぅ、美幸さんの中、熱くてドロドロ、でっ」
朱里の膣内と比べてより肉が凝縮されて詰まっている感じがする。溢れる蜜の量もかなり多く、突き込むたび撹拌された汁気が派手な音を立てた。連なる膣襞が幹を扱き立てる。絶え間なく腰の芯へと突き抜ける快楽電流の激しさに、挿入直後から賢太の口腔は大きく開き、荒い息遣いを余儀なくされた。
それでも、ギュッとしがみつく彼女への愛情が、もっと感じさせたいという贅沢な願望を抱かせる。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!