ぶるぶると震える手を、加奈子の過激なブラジャーへ伸ばしていく。生地が極細で、乳房のほとんどが丸見えになっている意味を、初めて全て理解した気がした。下着の視覚的魅力だけでなく、バストもブラが持ちあげているため、乳房そのものが更に魅力を増す。まるで男性に向かって捧げられている宝物のようで、だから興奮だけでなく感動も生むのだ。しかも触れば、生地が邪魔する部分はぎりぎりまで削られている。裸のバストに指を這わせるのとほぼ変わらないのだ。雅也は母親の玲子が「裸よりも完璧なおっぱい」を目指したのだと分かった。
出典:~女子高生ランジェリー 魅惑のTバック姉妹 (リアルドリーム文庫)~
著者: 宝生マナブ
思いがけず高嶺の花である先輩・加奈子と知り合った雅也は、下着デザイナーを目指す彼女をサポートすることに。加奈子の姉・詩織の助言で男性が苦手な加奈子のために遊園地デートをしたり、下着姿を披露してもらうのだが…。「わかってたよ。私のランジェリーに興奮してくれるって」次第に大胆になる加奈子との扇情的な恋の行方は―。