喜悦に打ち震えた次の瞬間、ビーチチェアーのサイドに垂れ下がっていた恵美の右手が、慎吾の剛直を優しく包み込んだ。
(あっ!!)
思いもよらない彼女の行動に、慎吾の指が宙に留まる。
恵美は微笑を浮かべ、いつの間にかくっきりとした瞳を爛々と輝かせていた。
右指で剛直の先端を揉みほぐされ、指先で雁首をツツッとなぞりあげられる。やがて肉胴をギュッと握り込まれると、慎吾は顔を伏せたまま、顔をトマトのように真っ赤にさせた。
ペニスは凄まじい勃起力を見せ、今や布地は肉筒にぴったりと貼りつき、亀頭とその形までもを露にさせている。
恵美がペニスの先端に親指をさっと滑らせ、鈴口に当たる部分を執拗に往復させると、ヌルッとした液体が布地を通し染み出てきた。
「あぁ」
「ふふっ。コチコチになってる」
粘つきが徐々に広がり、まるでそこだけオイルを塗ったかのような粘着力を見せはじめる。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。