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初美の美しい顔だけでなく、ブラウスに透ける乳首やミニスカートから露わな太腿を舐めるように見つめてくる

結城彩雨

ここであらがえば、時計台の下へ連れ戻されて、全裸にされて浣腸される……達也なら本当にやるだろう。初美は絶望に目の前が暗くなった。
「美人とは聞いていたけど、これほどとはな……いい女だな」
「これだけの美人がノーパン、ノーブラと聞いただけで、たまんねえよ」
「こりゃ楽しみだな。たっぷりいじってやるよ、ヘヘヘ」
たちまち中学生たちが初美を取り囲んだ。初美の美しい顔だけでなく、ブラウスに透ける乳首やミニスカートから露わな太腿を舐めるように見つめてくる。はやくも手を伸ばしてブラウスの上から乳房をいじろうとする者や、ミニスカートの上から双臀を撫でまわそうとする者もいた。
「あ、ああ……」
初美は激しく狼狽した。まだ身体に伸びてくる手は二、三本だが、電車のなかでいっせいに触られたらと思うと、生きた心地もしない。
「大声を出したり抵抗したら、わかってるね、初美さん。すぐに時計台の下に連れ戻してお仕置きするからね」
釘を刺すように言って、達也はニヤリと笑った。
「…………」
初美はもうなにも言わなかった。いくら哀願しても聞いてくれる達也ではない。達也の機嫌をそこなえば、さらにひどいことをされるだけである。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!