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剥き出しの心許なさと、肌寒さに、むっちりと肉の詰まった桃尻が震える。もじつくたび微風に晒された女陰が、エプロンの下で煩悶した

空蝉

今も確かにすぐ傍に感じる恋人の気配に向けて、もう一度問いかける。視界が塞がれているせいで、賢太は不安と、奇妙な胸の高鳴りに苛まれていた。
「あ、あの、私。今……賢太さんが前にして欲しいって言ってた格好、してて。だけど、その……恥ずかしくて。はっ、裸にエプロン一枚だけ、というのは流石に……」
「……っ!ほ、本当ですかっ!?美幸さん今……は、裸エプロン」
声だけでも明確に感じられる羞恥を嗅ぎ取って、瞬時に負の感情を消し飛ばした賢太が、興奮の余り上体を起こしかける。
「美幸さんの裸エプロン……っ。うぅ、見たい。見たいですっ」
「ま、まだ直接は恥ずかしくて。……ですから、わ、私が慣れるまでは目隠ししたままで……お願い、できませんか?」
起きかけの賢太の肩を手の平で押し戻し、美幸が目隠しさせた理由を語る。
次いで、空いたもう一方の手の指に、ポニーテールの毛先をくるくると巻き絡めた。関係のない行為に意識を向ける事で、焦りと照れをやり過ごす。
剥き出しの心許なさと、肌寒さに、むっちりと肉の詰まった桃尻が震える。もじつくたび微風に晒された女陰が、エプロンの下で煩悶した。
その際漏れる吐息の熱っぽさから、嘘をつかれているのではないと悟った賢太もまた、寝そべった股間の中枢に滾りを漲らせた。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!