上を向いてアァと哀しい声をあげてから、マレーナはそそり立つ肉杭へと、白く豊満なヒップを沈めていく

（あなた、許して……私は地獄へ堕ちます）
五人がかりで犯された身体は痺れたままで鉛を呑んだように重かった。上を向いてアァと哀しい声をあげてから、マレーナはそそり立つ肉杭へと、白く豊満なヒップを沈めていく。
（いや……いやよっ……あなた、見ないでっ）
痺れきった膝がガクガクした。これから貫かれる部分を中心に、身体が火のように熱くなっていく。後ろから夫に見られていると思うとたまらない。美しいブロンドの髪を乱しながら、マレーナは羞恥に染まった顔を振りたてた。
（いやあああっ！）
灼熱の矛先が割れ目に触れた。それだけでキューンと最奥が収縮する。カーッと脳が灼けただれ、一瞬頭の中が真っ白になった。
（ああっ、入ってくる……大きいのが入ってくる。ダメっ、ダメええええっ）
垂直に押し入ってくる剛直に、秘壺の肉ヒダがせめぎ合いつつ絡みついていくのが分かった。
「あっ、あうっ……うむううっ！」
ただれるような快感にあやうく声をあげそうになり、マレーナは必死に奥歯を食いしばった。
（ああっ、そんなに深く……ダ、ダメええっ）
最奥に達した肉傘の先端が容赦なく子宮の入口を押し上げてくる。彼女にとっては生まれて初めての騎乗位だ。あまりに深い挿入に気が遠くなりながら、汗ばんだ双丘をペタンと相手の下腹に乗せた。