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祐司は愛液にぬめる指先を、アヌスの窄みに押し当てた

葉川慎司

「ああっ、おつゆが溢れてきた」
「あン、恥ずかしい。見ないで」
「おかあさん、イッたんだね」
祐司は右手を淫裂に這わせ、とろとろと流れでる愛液をぬぐい取る。トイレの後始末を義理の息子にしてもらっているような気恥ずかしさを覚えた。
「ごめんなさい。祐司くんより先にイクなんて……」
「そんなこといいんだ。嬉しいよ。おかあさんを満足させることができたんだね」
祐司は愛液にぬめる指先を、アヌスの窄みに押し当てた。むずむずするようなくすぐったい感覚に、沙恵子はお尻をくなくなと振った。
「ああン、いや。こんなに感じるなんて、思わなかった」
「ここ、触られるの、気持ちいい?」
祐司は指の腹で、秘門の周囲を優しく撫でてくれる。くすぐったさのなかに、淡い快感のようなものが弾けている。しかし、お尻で感じていると、義理の息子に思われたくなかった。
「わからない。くすぐったい感じ」
「指を入れるよ」
中指に力が入り、小さな肉孔に指先が忍びこんできた。
「はうぅン!」
「痛くない?」
「大丈夫。もう、指入った?」
「まだほんの先っぽだけ。五ミリも入ってない」
祐司はそう言った。しかし、肛門にはこれまで感じたことのない違和感を覚えている。しかも、むず痒い奇妙な感覚のなかに、じわじわ下半身を炙っているような性の熱の昂ぶりが混じっていた。
「もっと入れても、大丈夫よ」
「入れるよ」
ぐっと指が押しこまれてくる。火花のような快感が、小さな孔の周囲に弾けた。
「ああっ!」
沙恵子はふたたび腰を突きあげ、ベッドに顔を埋めた。未知の快感が押し寄せてきている。背筋が愉悦に粟立っているのがわかる。

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!