(は、はやく、達也くん、お尻をいじめて……ああ、今日は達也くんだけが、初美のお尻を……どんなことでも、して……)
思わず口走ってしまいそうになって、初美はキリキリと歯をかみしばってこらえる。
それをあざ笑うように達也の指が、ゆるゆると初美の肛門を揉みこんできた。
「あ、ああ……駄目……」
初美は思わず後ろの達也を振りかえった。だがそれはあらがうといったふうではなく、ねっとりとした初美の視線が達也にからみつくようだ。もう洗濯をつづけるどころではなくなっている。
「洗濯をつづけるんだ、初美さん」
「ああ……ああ、駄目……達也くん、駄目……あうう……」
必死に引き締めようとしても初美の肛門は達也の指に揉みほぐされ、たちまちとろけていく。初美の双臀はブルブルとふるえがとまらなくなり、膝もガクガクとして、洗濯機に両手をついて身体を支えていないと、今にもしゃがみこんでしまいそうだった。
「もうこんなに柔らかくなって、ヒクヒクしてるよ。初美さんのお尻の穴、ますます敏感になるみたいだね」
「そんな……ああ……」
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!
