性交・出し入れ

巽飛呂彦

静羽のヒップと、広海の腰がぴったり密着している

膣前庭を軽くかきまわしただけで、開いた膣孔の位置はわかった。広海は角度を合わせると、腰を突き出す。突き入れる。ズリュ……ズリュリュリュ……!濡れきった膣洞が肉棒を迎える。包み込む。静羽とは初めてなのに、驚くほど心地よい膣襞がからみついてくる...
空蝉

腰引く際には回転を加え、腸内で曲げられた指と粘膜がより擦れるように努めもした

波打つ男の腹肉と、悦貪る女の尻たぶが吸い付け合うたび。繰り返される子宮と亀頭のキスに耽溺し。腰引く際には回転を加え、腸内で曲げられた指と粘膜がより擦れるように努めもした。交合を重ねる事で互いの身体の機微を理解してきたためか。初めて不貞に引き...
空蝉

男の爪先に掻かれた肛門がギュッと引き締まり、内に生じた歯痒い痺れを飲み下す

男の爪先に掻かれた肛門がギュッと引き締まり、内に生じた歯痒い痺れを飲み下す。連動して下腹も引き攣り、膣襞が牡勃起を締め上げる。色欲に盛った男女の視線が交錯し、息を合わせて互いの腰を震わせ合った。
空蝉

間を置かず速まった男の腰遣いに圧され、ひたすらに甘く蕩けた声が漏れ出てゆく

間を置かず速まった男の腰遣いに圧され、ひたすらに甘く蕩けた声が漏れ出てゆく。膣とペニスの結合部からは、突き回されて泡立った蜜汁が次々に掻き出されていた。筋状に内股を滑るその汁の甘酸っぱい臭気が、男女の性欲をより煽り、各々の腰の動きを止め処な...
大泉りか

くびれたウエストを掴むと、ずぶずぶっと腰を沈めていった

くびれたウエストを掴むと、ずぶずぶっと腰を沈めていった。まずは亀頭から、めりめりと押し開くように狭穴に肉棒が埋まっていく。根元まで埋まったところで、その甘い熱感にぶるぶると腰が震えた。粒立った襞壁が両脇から陰茎をざわざわとくすぐり、奥からし...
大泉りか

じゅぽじゅぽと淫猥な音を立てて男根が女壷にめり込んでいく

凪子の後ろから覆いかぶさると、硬くそそり立った肉茎の根元を手で押さえ、ぐぐっと腰を沈めた。じゅぽじゅぽと淫猥な音を立てて男根が女壷にめり込んでいく。(う……わ。後ろからするとまた違った感触だ)裏スジが、数の子のようにざらりとした膣天井に擦れ...
大泉りか

みっちりと肉の詰まった尻ぺたを両手でぐっと掴むと自らも腰を突き上げた

下半身の情動に耐えきれずに、凪子のみっちりと肉の詰まった尻ぺたを両手でぐっと掴むと自らも腰を突き上げた。子宮までも届く突き上げに、凪子が頤をぐっと仰け反らせて細い首筋を震わせる。肉孔の窄まりは狭く、ペニスをぎゅうぎゅうと容赦なく搾り込む。そ...
大泉りか

凪子が膝を浴槽の底につけたまま、脚の筋肉を使って、ゆっくりと上下運動を始めた

凪子が膝を浴槽の底につけたまま、脚の筋肉を使って、ゆっくりと上下運動を始めた。ピストンの手助けをするように、細腰に手を置くと、凪子はそれに応えるようにくねくねと悩ましくくねらせた。年の功というのだろうか。さすがに腰の動きは熟練している。時に...
庵乃音人

ひりつく肉棒を抜き差しし始めた

いよいよ啓太は腰をしゃくり、ひりつく肉棒を抜き差しし始めた。木の根のように逞しい極太が快楽の洞窟に深々と食い込み、入口近くのぬめり粘膜を道連れにして、行ったり来たりを繰り返す。
庵乃音人

排泄ポーズ以外の何ものでもない体勢になった佳織は、自ら激しく腰をしゃくり

排泄ポーズ以外の何ものでもない体勢になった佳織は、自ら激しく腰をしゃくり、身も蓋もないケダモノぶりで性器の擦り合いをエスカレートさせた。つるつるとした清らかさを感じさせる秘丘の下で、小さな肉穴がきつそうに怒張を食い締め、ミチミチと広がってい...