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まるで全身の水分を絞り出すかのように、キャサリンは女の秘貝から熱い歓喜の潮を噴いた

御堂乱

「そこってどこです?言ってごらんなさい」
意地悪く中尉に問われて、
「プ、プッシー……キャサリンのプッシー……ああん、ダメええっ」
口にしたこともない言葉をさっきから何度も言わされていた。言いながら、痙攣の間隔を狭めていく。また生き恥をかく瞬間が近づいていた。
「フフフ、舐められるのが好きなくせに」
大使たちに聞かせるために、溢れ出る果汁をジュルルーッと吸っておいて、中尉はルビー色に充血した真珠に責めを集中する。舌先で転がすように舐めまわし、しこり勃ったところに唇を付けてチューッと吸いあげた。
アッヒイイーッ!
絶叫がほとばしり、中尉の頭を跳ね飛ばすかのように腰がバウンドした。
「ヒエエーッ!ヒエエエエーッ!」
まるで全身の水分を絞り出すかのように、キャサリンは女の秘貝から熱い歓喜の潮を噴いた。中尉が顔を上げるなり、恥汁はそこら中に銀色の飛沫を撒き散らした。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!