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「ひいっ……あっ、あっ、いやっ……あううっ……ううむっ」佐和子の悲鳴が途切れ、苦悶の呻吟に変わっていく。

御堂乱

(フフフ、泣くのはまだ早いぜ、サワコ)
日本女性の秘肉の感触を愉しみながら、中尉はほくそ笑む。
気づかれぬよう軍服のポケットの中でチューブのキャップをはずし、指先に乳白色のクリームを掬いとった。収容所の女囚らを発情させ、妊娠しやすくするために開発された特製の媚薬だ。妊娠のほうはともかく、顕著な発情効果は立証済みであった。効き目が強すぎて精神に異常をきたした者もいると聞く。
「フフフ、ずいぶん敏感なんだな、奥さん」
大使に聞かせるために言いながら、それを佐和子の秘肉に塗り込めていく。濡れた膣口のまわり、しこり勃ったクリトリス、小さな尿道口──粘膜全体に沁み込むよう時間をかけてじっくりとまさぐった。さらに秘壺にも指を埋め、柔襞をめくるようにして擦り込んでいく。
「ひいっ……あっ、あっ、いやっ……あううっ……ううむっ」
佐和子の悲鳴が途切れ、苦悶の呻吟に変わっていく。羞恥に火照った慎ましやかな美貌に、焦燥のあぶら汗が滲みだした。
「ううむっ……うむむむッ……ああっ」
秘めやかな粘膜を焦らすようにまさぐる指のうごめき。それがもたらす掻痒感に、双臀をもじつかせずにはいられない。艶やかな黒髪を左右に振りたてながら、佐和子は呼吸を乱した。
「はあっ、はあっ……はあっ、はあっ」
「オマ×コが熱くなってるぜ。フフフ、指がとろけちまいそうだ」
「そんな……あああっ」
ブルブルと腰が震えだした。子宮がカーッと熱くなり、溶けただれていくのが分かった。ツーン、ツーンと妖しい感覚がこみあげてくる。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!