「露出狂のマゾなんだから、ちゃんとおねだりしなくっちゃ」
達也は初美の耳もとでボソボソささやいた。ハッと初美の顔があがってひき痙る。
「いや……そんなこと言えません……ああ、そんな恥ずかしいこと……」
「言えなきゃ、二階の直人たちを呼んでその前でウンチさせたっていいんだよ」
「そ、そんなおそろしいことだけは……ああ、いや、直人の前でなんて……」
「直人を呼ばれたくなければ、ボクに従うことだよ」
「…………」
初美は唇をワナワナとふるわせるだけで、もうなにも言わずにガックリと頭を垂れた。
「……お、おねがい……初美、もう、我慢できないの……さ、させてください……」
初美はすすり泣く声で達也に強要された言葉を口にしはじめた。それが全身の血が逆流するほどの恥ずかしく屈辱的な言葉であったとしても、直人の友達にまで見られるのは、もっとおそろしい。
「ああ、達也くん……初美に、ウ、ウンチをさせて……初美が出すところを見て欲しいの……見て……」
「やっと本心を言ったね、初美さん。それにしてもウンチをするところを見られたいなんて、あきれたな」
「……い、言わないで……ああ、初美、見られたいんです……おねがい、もっと近くで見て……初美、もう、出ますから……」
言い終わった初美は、あまりのみじめさに全身をふるわせて泣きだした。
「ああ……し、しても、いいのね……ああ、初美、しても……」
初美はひッ、ひッとのどを絞ったかと思うと、ひときわ生々しい痙攣を双臀に走らせはじめた。必死に引き締めている肛門が、内から盛りあがるようにふくらんだかと思うと、ショボショボ漏れはじめる。
「い、いやあッ……」
一度堰を切った流れは押しとどめようもなく、しだいに勢いを増してドッとほとばしった。
「すごいな。初美さんのような美人が、あんなにお尻の穴を開いて……フフフ、どんどん出てくるじゃないか」
達也のからかいがいっそう初美を羞恥と屈辱にまみれさせる。初美はいやいやと頭を振りながらも、あとからあとからウネウネとひりだした。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!