リンクに広告が含まれています

ブラウスの上からノーブラの乳房がつかまれ、ミニスカートには何本もの手がもぐりこんできて裸の双臀を撫でまわし、下腹から陰裂の茂みをまさぐって太腿を撫でる

結城彩雨

電車がホームに入ってきた。夕方のラッシュがはじまっていたが、すし詰めという状態ではなかった。
初美は学生たちに取り囲まれたまま、電車のなかへと押しこまれた。二両目との連絡通路のドアのところで、初美の身体は十八人もの少年のなかに埋もれた。
「あ、ああッ」
思わず声をあげそうになって、初美は必死に歯をかみしばった。もう電車に乗る時からいっせいに手が伸びてきていて、ところかまわずまさぐりはじめたのだ。
ブラウスの上からノーブラの乳房がつかまれ、ミニスカートには何本もの手がもぐりこんできて裸の双臀を撫でまわし、下腹から陰裂の茂みをまさぐって太腿を撫でる。
(ああ、そんな……ああ……)
身体中にいっせいに火がつけられるようで、初美は激しく狼狽しながらも必死に耐えた。学生たちに取り囲まれているために、他の乗客たちに気づかれないのがせめてもの救いか。
「うれしそうだね、初美さん」
達也は低い声でささやくと、いきなり初美のミニスカートのホックをはずし、ファスナーを引きさげた。
初美がハッとした時には、ミニスカートは学生たちの手で引きおろされて初美の足もとに落ちていた。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!