「それじゃ浣腸をはじめるよ、初美さん」
「ああ……恥ずかしい……」
「フフフ、初美さんの尻の穴、もうゆるめたり締めたりして、はやく浣腸されたがってるよ。それに色っぽくてうれしそうな顔してるでしょう」
達也はまわりの者に肛門と美しい顔を見せつけつつ、ゆっくりとノズルを沈めた。
「あ、ああ……いや……」
ゆるみ切った初美の肛門が、粘っこく吸いつくようにキュウとつぼまって、ノズルを根元まで呑みこんでいく。さっきまで学生たちにさんざんいじられ、舐めまわされた初美の肛門は、はやくも気がいかんばかりに昂らされる。
「ああ、あむッ……そんな……い、いや……あああ……」
ブルブルと初美の双臀がふるえ、キュッキュウと肛門がノズルをくい締めるのと同時に、肉の割れ目からジクジクと蜜が溢れでて、また内腿を滴った。
「ああ……恥ずかしくて死にたい……初美、見られているのね……」
「見られるのがうれしいくせに。オマ×コをこんなに洪水にして。どんどんお汁が溢れてるよ、初美さん」
「ああ……」
初美はもう達也の言葉を否定しようとはしなかった。自ら臀丘の谷間を割りひろげて肛門をさらしている手を、離そうとはしなかった。さらにひろげてさらしさえした。
「露出狂の川野初美、浣腸マゾの初美さん、フフフ、……肛門で感じる変態牝の初美さん」
意地悪くささやきながら、達也はノズルで円を描くように初美の肛門をこねまわし、さらに抽送を加える。すぐには注入しようとはしなかった。ニヤニヤと初美の反応をうかがっている。
「あ、あ……いや……もう、入れて……初美に浣腸して……」
電車のなかであることも忘れ、初美はじれたように声をうわずらせた。そして自ら注入を求めるように、ブルブルと双臀をうねらせはじめる。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!
