靴音が近づいてドアが開く。謎めいた笑いで稲部が迎えた。
耳を聾する絶叫が空気を切り裂いたのは、哀れな姉妹が魔窟に押しこまれた直後のことである。
ストライプシャツにデニムパンツ姿の真木子が、両腕をバンザイの形にして吊りさがっている。
喫驚も露わに典雅な面貌を歪ませる義姉の両側から、見知らぬ年配の男二人が恵子と亜佐美に笑いかけた。
驚倒する真木子の脇を、恵子と亜佐美が追いたてられていく。足取りはふらついている。二人は真木子をちらりと見やったものの、キングサイズのベッドに抗う術もなく放りだされた。
「け、恵子ちゃんっ……亜佐美ちゃんっ……」
愕然とする真木子をよそに、男たちは当たり前の表情を崩さない。
部屋には四人の男がいた。蔭山以外の三人は、すべて彼の顧客ばかりである。いずれも真木子にとって、単なる顔見知り以上の間柄だ。椿屋のサロンやティールームでお茶を飲んだり、店の内外で食事をともにしたことも一再ではない。
「さ、やりますか」
久保川があたかも宴会をはじめるように声を弾ませた。真木子のよく張ったデニムの尻をムギュッと毟りあげてくる。
「なにするのっ。さわらないでよっ」
真木子はみずからを奮いたたせるように女体を激しく捩らせた。
この男には、もう一時間近くもこうして豊満な尻肉をまさぐられている。蔭山によってこのビルへ連れられ、四人がかりで宙吊りにさせられてからずっとである。デニムの厚い布地越しでも、執念深い指使いがたまらない。とりわけ尻割れに忍びこんでくると、身体の裏側を寒気が這いあがった。
ベッドの上では恵子が項垂れ、亜佐美は俯せて肩を震わせている。蔭山の姿がいつの間にか消えていたのは、二人を連れてくるためだったのか。

出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!