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後ろ手縛りの夏子をひっぺがえすようにあお向けに倒し、左右から肉づきのよい双肢を強引に上へ持ちあげる

結城彩雨

冷二と五郎はせせら笑いながら夏子の裸身に手をかけると、座敷の真んなかにある食卓の上に乗せあげた。
後ろ手縛りの夏子をひっぺがえすようにあお向けに倒し、左右から肉づきのよい双肢を強引に上へ持ちあげる。その足首を天井から垂れさがった二本の縄に、それぞれつないだ。
「ああ、なにをするの……も、もう、かんにんして……」
夏子は泣き声をあげて身悶えた。だが、夏子の身体はしびれきったように力が入らなかった。
「なにをするかって、へへへ、夜は長いんだ。まだまだ、奥さんに楽しませてもらうのはこれからだぜ」
「俺だって奥さんの尻の穴に、まだぶちこんでやってねえしよ、へへへ」
冷二と五郎は夏子の下に枕を押しこみながら言った。
枕を押しこまれたことで夏子の下腹はせりあがり、大きく開いて天井へ吊りあげられた太腿の付け根は開ききっていた。
大浴場で汚れを洗い清められたとはいえ、肉奥は赤くひろがったままで、肛門も腫れぼったくふくれて、腸襞までのぞかせている。
さんざんもてあそばれ、気を失うまで絶頂を極めさせられた直後だけに、そんな姿を覗かれるのは夏子にはたまらなかった。
「……お願い……そんなに、見ないで……」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!