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両手に電マを握り、じっと目を伏せ、決死の覚悟で股間にはさんだ。疲れを知らぬ機械的振動が秘所を襲った。

鳴瀬夏巳

「お願いです、蔭山さん。もう恵子姉さんをいじめないで。私が……私が絶対我慢しますからっ……」
涙に潤む瞳を蔭山に向けた。
「ふむ」と蔭山は鼻で応じた。
「それは健気なことだ。どうします?皆さん。それでよろしいですか」
ほかの三人が頷くのを確認した蔭山は、また亜佐美の方を向いた。
「電マを離したからイク回数は二回だ。いいな」
「わかりました……します……しますから……」
唸りつづける電マを手に、亜佐美は再び立ちあがる。我慢できる自信があるわけではなかった。けれど我慢しなければ、この恥獄はいつ果てるともなくつづく。
両手に電マを握り、じっと目を伏せ、決死の覚悟で股間にはさんだ。疲れを知らぬ機械的振動が秘所を襲った。
「あ……ああっ!……ひいっ、ひいいーっ!……」
快美すぎる体感が燃えあがる。たまらず腰を引いた。スリムな裸身がまたも「く」の字に折れ曲がる。まっすぐに立っていられない。それでも電マを秘所から離さない。離しては、恥獄の時間が果てることなくつづいてしまう。身悶えながら亜佐美は耐えた。屈曲の裸身がクニャクニャと踊りくねっていく。
「あっ……あ、イヤッ……ああっ……ひいいーっ!……あ、当たるっ……当たっちゃうっ……」
こみあげる魔悦を亜佐美は声にして叫んだ。頭のなかでバチバチと快美の火花が散っている。
「ほう。どこに当たるんだね、亜佐美君」
真正面から宇野が覗きこんだ。鋭い目線が、苦悶の形相と恥辱の股間とに交互に注がれている。
「あ、あそこにっ……あそこにっ……当たるんですっ……ああ、いいいっ……」
肩を聳やかして身悶えながらも、亜佐美は嬌声を抑えきれない。もう下半身が砕けて蕩けそうな気持ちよさなのだ。
「あそこじゃわからねえな。クリトリスとはっきり言えよ。ひひひひっ」
癇にさわる久保川の声を浴びても、身悶えはとまらない。電マの高速振動は蠱惑的すぎた。性悦が快美すぎた。仮に強く押し当てられたとしたら、途端に恥蕾が破砕されそうなほど強烈な振動だが、そっとやさしくあてがっている限りは、狂おしいばかりの快感が尽きることなく湧きあがる。潮を吹かされた姉の心持ちが、いまの亜佐美にはわかりすぎるほどわかった。

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