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水鉄砲の抜かれた初美の肛門を指先でゆるゆると揉みこみながら、達也はわざとらしく聞いた

結城彩雨

「う、う……達也くん、もう……」
これ以上は耐えられないというように、初美は唇をふるわせた。はやくトイレに行かないと、我が子の前で屈辱の姿をさらすことになる。我が子だからこそ、そんなことはできない。
「達也くん、おねがいッ」
声をひき痙らせる初美をあざ笑うように、直人のクラスメイトの最後の一人が、水鉄砲でビューッと薬液を注入してきた。
「うむむ……」
初美は眦をひき痙らせて唇をかみしばり、汗まみれの美貌に乱れ髪をまとわりつかせた。
グルルと腹部が鳴って、少しでも力を抜くと荒々しい便意がほとばしりそうになる。
「全部入ったよ、初美さん。合計千九百CCになる。少しは具合がよくなったのかな」
水鉄砲の抜かれた初美の肛門を指先でゆるゆると揉みこみながら、達也はわざとらしく聞いた。
ひき痙った初美の顔が今にもベソをかかんばかりに便意の苦痛に歪んでいた。
達也に哀願の目を向けながらも、直人のことが気になるのかチラチラと見る。
「た、たくさん入れてもらって、ずいぶんよくなったわ……でも、初美……まだ、お腹の具合が……」
「もっと薬を入れて欲しいと言うことかな、初美さん」
「ち、違います……」
初美はあわててかぶりを振っていた。荒れ狂う便意はいよいよ出口めがけてかけ下るようで、初美はああッ、ああッと狼狽の声をあげた。
ブルブルと身体が痙攣しはじめる。
「あ、ああッ、もう、駄目ッ……達也くん、で、出ちゃうッ……」

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!