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みずからの手でブラのカップから乳肉をはみ出さされる。豊かすぎる双の乳房が、カップの内側からポロンッと無情に揺れ落ちた。

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鳴瀬夏巳

「どうした、恵子君。立て。立たんか。姿を見せろ」
「稲部社長がお待ちだ。グズグズするな」
「もう……もう耐えられない……耐えられませんっ……」
思わず口走ったものの、恵子は立ちあがった。またも身体を屈め、パンティストッキングをするするとおろしていく。靴を脱ぐのを余儀なくされ、次いでパンストを脱ぎ去った。これで身に着けているのは、淫靡極まりない下着が上と下に一枚ずつである。それも布地は透けすけだ。命ぜられるままに稲部の前で直立させられると、乳首と股間の翳りが丸見えになる。
「それにしてもでかいオッパイだ。そんなにでかくて恥ずかしくないのかね、恵子君。わはははっ」
無遠慮な哄笑が胸に刺さった。
「笑わないでくださいっ」
恵子は立ちながらも総身をくねらせた。ずっとずっとコンプレックスの源だった乳房だが、こうして面と向かって嘲弄されるのはいつ以来だろう。
恵子の苦悩も知らず、蔭山が背後から忍び寄った。
「さあ、稲部社長にもっとじっくりご覧いただくんだ」
「あ、ああっ……」
恵子は両手を取られた。みずからの手でブラのカップから乳肉をはみ出さされる。豊かすぎる双の乳房が、カップの内側からポロンッと無情に揺れ落ちた。蔭山に導かれるまま、今度はそれを掌にすくいあげ、誘うように稲部に突きだす。腹話術さながら、蔭山は背後から恵子の掌を操り、乳房をプルプル震わせて稲部に見せつけようとする。

出典:

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