(ママ……やっぱり、ママが一番だ……)
エアコンが動いていて、部屋の中は暑くも寒くもなかったが、義母は少し離れたベッドの向こう側で横向きになり、両腕を薄掛けの上に露出していた。その薄手の掛布団がちょうど胸あたりまで捲られていて、たわわな乳房が薄い布地の下で息づいている様子がよく分かる。
(ママ、今夜はネグリジェ着て寝てる……。それに、いつも通りのノーブラ……)
健太は束の間、大きく盛り上がった義母の乳に見とれていた。
(あ、どうしたんだろう、今夜の僕って……。ママのおっぱい見たら、また、ギンギンになっちゃったよ)
もうすでに三度も放っている。
(ママの裸を見たから……。三人には悪いけど、留美子さんだって咲枝さんだって、それにあの若い香蓮だって、僕のこのママには敵わない……)
健太は引き寄せられるように、ベッドの下方から近づき、義母の足元に膝をついていた。
(ママのを見たい……。もう僕とママ、交わらないだけで、おま×ことマラ、しゃぶり合ってるんだから、もし目が覚めても、ママ、怒らないよな……。だってママ、いつでも口と手でなら、僕の処理をしてくれる、と言ってたんだから……)
そう思うと気が楽になる。動きからも硬さが消える。健太は両足を隠している薄掛けをそっと捲ってみた。様子を窺う。規則正しい寝息が聞こえる。
(ママの足、綺麗だ……。細くはないけど、足首がキュッと締まり、ふくらはぎも形がいい)
さらに薄掛けを上方に捲った。
(焦れったいな……。よし、布団、全部、剥いじゃお……)
健太は次第に大胆になる。立ち上がり、義母の胸元に置かれた艶めかしい両手を布団から外し、義母の顔を窺う。むずかる子どものような表情をしていた。
(ドキドキする……。ママ、一度おま×こを見せてくれたけど、でも、ママのなら、何度でも見たい……。ああ、湯上がりの匂い……。それに……。ママ、こんななやましくなる匂い、反則だよ……)
男の劣情に火を点けるような、仄かに立ち上る何とも甘酸っぱい匂いに陶然となる。健太は逸る気持ちを懸命に堪え、薄い掛け布団を義母の下方へと引き下ろす。
「ママ、す、凄い……。綺麗だ……。ああ、何だよぅ、ママ……。見えてるのって、おっぱいだけじゃない……。ま×この毛までが、透けて見えてるじゃないか……」
盛り上がった乳に触りたかった。ネグリジェから透けて見える、義母の淫毛に頬擦りしたかった。それに太ももの魅力は言葉にならないほどだった。
程よく脂が乗り、みっちりとした太ももが、微かに開き、その奥から上品にはみ出た淫唇をのぞかせていた。
(ああ、たまらないよ……。もう、目を覚まし、叱られてもいい……。ううん、ママは叱らない……。だって、ママは僕の言うことなら、何でも聞いてくれる……。ああ、僕、ママがどうしても赦してくれない、おま×こが、したい……)
健太は再び、義母が仰臥する下方に移動し、左右の足首に手を添えた。拡げていく。
(ああ、ママの太ももが、汗ばんでいる……)
やわ肉から滲む汗に太ももがしっとりと輝いていた。健太は思い切って義母の両足を開きにかかった。
「うっ……」
義母が呻く。しかし、目を覚ますことはなかった。虐げられる夢でも見ているような顔をしていた。太ももを触ってみたい欲望を辛うじて堪える。
(ママ、ノーパンだから、おま×こが、もろ見えになってる……)
独り占めしたい景色だった。太ももの奥に、左右対称ながら、少しくすみ加減の鶏冠のような四枚の秘唇が、鬩ぎ合うように舞っていた。
(ああ、舐めたい……。舐めるよ、ママ……)
これ以上したら義母は目を覚ます。それを覚悟しながら、健太は開いた両足の間に両膝を入れた。両腕で太ももを担ぐように引き寄せると、舌を出し、先を丸めて、一気に義母の淫口に突き立てていた。
「あっ、な、何、どうしたの?ああ、イヤぁ……。健太ちゃん、あなた……」
さすがに気づき、目を開いて驚愕する義母と視線が絡まる。
「ママ、ごめん……。僕、ママを見てたら、どうしようもなくなって……」
義母は完全に目が覚めたようだった。
「健太ちゃん、あなた……。こんな時間までどこに……」
自らが置かれている状況を目にし、義母はそれ以上を言えないようだった。
「ああ、だめよ、いきなり、そんな……。やめなさい……。ママ、今日という今日は、怒っているのよ……。ああ、よして……。ママ、他の女の人に使ったばかりの舌で、ああ、そこを愛されたくはないの……」
健太は否定しようにもできなかった。自然に咲枝と香蓮との痴態が蘇る。香蓮とは一度だけだったが、咲枝とは存分に、しゃぶり、舐め合った。
「僕、何もしてないよ……」
声が震えた。
「今夜の健太ちゃん、嫌いよ……。ママが寝ている間に変なことしようとしたのはいいとして、ママ、そのように嘘をつく健太ちゃんって、好きになれない……」
不意に哀しくなる。無節操に咲枝とその義理の娘と交わった報いのような義母の一言だった。寂寥感に体が震え、健太は裸のまま、透き通ったネグリジェを身に着けただけの義母にのしかかる。弾む女体のクッションがたまらない。
「ママが悪いんだよ……ママが……」
「えっ!?ママが?どうして……」
「だって、僕はママが一番好きなのに、それなのに、ママは僕と姦ってくれないから……。僕、意思が弱いから、我慢できなくなると、つい……」
健太の甘えた告白に、義母はギュッと下から抱きしめてくる。
「ごめんなさい……。そうね。ママがいけないわよね。健太ちゃんをその気にさせて、お口や手だけで誤魔化して……。それって、蛇の生殺しよね……。どうせだめなら、あんなこともこんなことも、何もしちゃ、いけなかったのよね……。ごめんなさい、健太ちゃん……。ママ、男の子の生理を甘く考えていたようね……」
強く抱きしめられて、健太は幸福感に包まれていた。
(ママの匂い……。好きだ……。ああ、ママのおま×この毛が、ネグリジェ越しに、じょりじょりしてる……)
その感触がたまらない。また欲求不満になると熟知しながら、健太は義母の淫毛の辺りに、鋭く立ち上がった肉棒を押しつけ、尻を上下に揺すりたてていた。
「ごめんなさい、健太ちゃん……。若くてこんなにも健康なのに、ああ、あたし、なんて罪深いことをしているのかしら……」
「ううん、そんなことないよ。だって、仕方ないよ。僕とママは、母と子だもの……。でも、僕、たとえ最後までできなくても、ママのおま×こを見たり、触ったり、舐めたりして、疑似でいいから、ママの割れ目に僕のちん×んを押しつけてみたい……」
「ああ、健太ちゃん、ママをそれ以上、苦しめないで……。いいのよ。そんなことぐらいなら、ママ、何度でもしてあげる……。でも、辛いでしょう……。ママのあそこに、おちん×んを擦りつけたりするだけじゃ、健太ちゃん、辛いでしょう……」
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。