空蝉

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尻を弟分の胡坐の上、十数センチの所で留め置き、勃起ペニスを半ばほどまで食はんだ状態で朱里が囁く

「んっ……。童貞卒業、おめでと」 尻を弟分の胡坐の上、十数センチの所で留め置き、勃起ペニスを半ばほどまで食はんだ状態で朱里が囁く。余裕を漂わせつつもその頬にはさらなる火照りが差していて、彼女の興奮度合いも増している事が窺えた。 朱里が身じろ...
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「見える?濡れてヒクついちゃってるの。ココに、今から賢太のチンポが入るの」

「あんたが気持ちよさげに惚けてる間にね」 脱いじゃった、と言い放つその表情は、底抜けに淫蕩。まだ終わりじゃない。そう物語る姉貴分の腰がフリフリ物欲しげに揺らぐものだから、否応なしに目線で追いかけてしまう。 「見える?濡れてヒクついちゃってる...
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スリップの下は、素肌。ほろ酔い加減に火照った肌色の肉の丘を、黒い茂みが彩っていた。さらに目線を下げれば、ヒクヒクと息づく肉の唇と割れ目が飛び込んでくる。

「……お?」 美幸の媚態と、その後に拝めるやもしれぬ至福の笑顔。想起するだけで肉棒に再び血潮が充足していった。 一寸驚き目を開いてから、またにんまり口角を持ち上げた朱里に、賢太が見惚れる。その間も、彼女の指による緩やかな摩擦愛撫は止まらない...
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初弾は朱里の指先を掠めて勢いよく、彼女の整った鼻筋へとぶち当たった。それが垂れ滴るよりも早く、第二弾が被さるように注ぐ。

自分が美幸を──想像しただけで余計に血の充足した肉勃起が猛り盛った。雁首に抱き付く右手指を蠢かせ、朱里が「よろしい」と小さく囁く。そのまま彼女の唇が青年の亀頭に軽く一度口付けて──それが、とどめの合図となった。 朱里の右手指が、雁から竿の根...
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切迫した想いを舌に乗せる暇さえ、賢太には与えられず。皺々の玉袋に触れた朱里の指が、ふにふにと揉み込みを開始した

「あは。スケベ……。でも、嬉しいぞ。もっと素直に感じて、いいから……」 「あ、ぁあ。コリコリ乳首が擦れるのっ、チンコに響く……うぅぅ」 素直に答えた弟分の腿をひと撫で。そうしてビクリと跳ねる様を見つめ、まなじりを下げて笑みを濃くした朱里の顔...
空蝉

「どこが気持ちいいか、素直に言ってみ?」掬い取ったカウパーを竿に塗り込めながら、悪戯っ子の顔をした朱里が問う。

「どこが気持ちいいか、素直に言ってみ?」 掬い取ったカウパーを竿に塗り込めながら、悪戯っ子の顔をした朱里が問う。 手馴れた二十九の女性から見れば、童貞の弱点など反応から容易く発見できるはず。それでもあえて言葉に出させるのは、奥手な弟分の羞恥...
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下腹部に堆積した喜悦の痺れは、ひと塊の弾丸となって勃起ペニスに装填され、すでに竿の中ほどにまで迫り出していた

「あぁあっ、はぅ……うっ、あ、朱里姉っ」 「イキたい?」 意地を張る理由は、とうにない。幾度も頷き、賢太自ら腰を揺すって、解放を請いねだる。下腹部に堆積した喜悦の痺れは、ひと塊の弾丸となって勃起ペニスに装填され、すでに竿の中ほどにまで迫り出...
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その間ずっと握られたままでいた肉棒の切っ先を、よしよしと、まるで子供の頭でも撫でるように指腹で擦られて、また。

「ズボンとパンツ脱がすから、腰、もっかい持ち上げて」 握られた肉の棒と、握る手指とが、尻を上げる際の微細な振動で擦れ合う。雁首に刺激を受ける都度、腰の芯に鋭い悦の痺れが突き抜ける。 茹だるような熱に浮かされて、言われるがまま尻が浮いたのを見...
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ガチガチに張り詰める肉棒の丸みを帯びた突端から、早くもカウパー液が染み漏れていた。それを見て、朱里がまた顔を綻ばせる。

「ふふ。泣き虫だった賢坊が、随分成長したもんだなーって、感心しちゃった。なかなかいいモノ持ってるよ、うん。これなら管理人さんの前に出しても大丈夫」 コレよコレの事、と肉棒の幹をくすぐられ、否応なしに嬌声をこぼれさせられる。 ガチガチに張り詰...
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囁き終えると同時に撫でさする手で賢太のズボンのジッパーを引き下ろし、慣れた様子でトランクスのゴム紐部分から侵入して、ガチガチに強張った肉勃起をじかに捕らえてしまう

耳朶と股間に轟くじれったくも切ない悦の誘惑に、なけなしの理性で抗おうとする賢太の様を見て、また朱里の唇に微笑が浮かんだ。 「自信つけて。自分の手で、管理人さんを愛してあげたいだろ?」 そのために必要な事、そう思えばいい。囁き終えると同時に撫...
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日頃のずぼらさからは想像もつかない繊細な手つきで、朱里の右手指が賢太の股間を撫で繰りだす

「ふふ。賢太も。ちゃんと勃起してるね」 「うあ……っ、朱里……さんっ」 日頃のずぼらさからは想像もつかない繊細な手つきで、朱里の右手指が賢太の股間を撫で繰りだす。 ズボン越しの摩擦はじれったさを伴い、思わず呻いた賢太が姉貴分の顔色を窺った。...
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眼前には、飲酒のせいか火照って息づく二つの巨峰。朱里自身の手で持ち上げられ、揺らされたその丸みから、露出して以降一度として目が離せないでいる。

「管理人さんには負けるけど、大きさも形も割と自信あるんだ」 わざと美幸の事を持ちだして、意識させようと仕向けてくる。酔いの抜けた彼女の眼光の強さが、その本気ぶりを物語っていた。 朱里の真意を図りかねつつもまんまと思惑通り、先刻自身の腕に抱き...
空蝉

寄せ上げられて余計に大きく映る双乳が、プルプルと揺れて男の視線を釘付けにする

「……っとに、しょうがないわねぇ。……いいわ。自信、つけさせてあげる」 言い終えるが早いか、纏うスリップの肩紐に手をかけた朱里の上体が前に傾ぐ。 「あ、朱里さんっ!?」 スリップから覗く深い胸の谷間に、注目せずにいられない。 わざと脇を締め...
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二号室から顔を覗かせたのは、前下がりに揃えられたショートの黒髪が理性的な顔立ちに似合う、少女

一階に三つある個室の内の、真ん中。二号室から顔を覗かせたのは、前下がりに揃えられたショートの黒髪が理性的な顔立ちに似合う、少女。パジャマ姿で登場した彼女は、前触れなく出くわした事に驚きを表しもせず。賢太と、その腕に抱えられる美幸の顔を順に覗...
空蝉

歩みに合わせて息づき弾む、彼女の胸元の二つの頂。仰向けでも明らかな実り豊かな双巨峰に、目を奪われた

(女の人の身体って、どうして、どこもかしこも、こんなに……柔らかいんだ) 動悸が速まり、息苦しさすら感じるのに、いつまでもこの時が続けばいいと考えてしまう。至福に浸りながら、触れ伝わる彼女の温みに溺れる事を望んでいる。 ふとした拍子に指先に...
空蝉

酔っているせいか美幸の体温は高く感じられ、手指と腕にかかる柔らかな重みをより甘美な物として記憶させた

珍しく驚きで目を丸くする朱里の前で、賢太が美幸の身体を抱き上げる。眠る彼女の揃えた両膝裏と、背に、各々回した二本の手を支点にして抱く格好。俗に「お姫様抱っこ」と言われる体勢だ。 「おー。やればできるじゃない。ひひ、いつもより男らしく見えるゾ...
空蝉

前屈みとなって覗き込む彼女のエプロンに包まれた胸元は、残念ながら肩甲骨付近を抱くように腕組みした彼女自身の手に遮られて窺えず

決して強弁せず、真正直な説得に終始する。温厚で真面目な美幸らしい物言いに堪りかね、朱里は渋々賢太の背から身を離す。事態を収めた達成感と、素直に聞き入れてくれた朱里への感謝を表して、美幸は含みのない笑顔を見せた。 ジーンズに桃色の長袖スウェッ...
空蝉

ポニーテールにまとめられた、ロングストレートの黒髪。その艶めきの下にある、きりりとした目元、綺麗に整った鼻筋、驚きで小さく開いた唇から覗く前歯までもが愛らしい

朱里のあしらいにもめげずに、懇々と説教を続ける姿に内心感謝しつつ。賢太は秘めたる慕情を抑えきれず、改めてそろり、想い人に目を向けた。 ポニーテールにまとめられた、ロングストレートの黒髪。その艶めきの下にある、きりりとした目元、綺麗に整った鼻...
空蝉

背に当たる肉の温ぬくみと弾力から意識を逸らせないでいるうちに、胡坐あぐらを掻いた股間の中心地に血潮が雪崩れ込むのを自覚していた

「おーお、酒が入ってもないのに赤くなりおって。……ひひ。なんなら今晩のオカズにしてもいいんだゾ」 抱き付く腕に力を込め、意図的に胸を押し当てる朱里の明け透けな発言。からかい目的と気づいていながら、賢太の耳が火照りに染まった。 「酔ってるんで...
空蝉

薄手のスリップに乳房の丸みや谷間が陰影となって浮かんでいるのがかえって妖美に感じられ、賢太は赤面を誤魔化すべく声を荒らげた

「いっちいち着替えるの面倒なのよねぇ。家でぐらい楽な格好でいたいっていうか」 十歳下の青年の照れぶりに気づいた朱里が、ブラの締め付けられる感じが好きじゃないのよ、とノーブラの胸を反らしながら語る。 薄手のスリップに乳房の丸みや谷間が陰影とな...