「おしゃぶりだよ、マレーナ。ただしいきなりじゃ駄目だ。『おチン×ンをおしゃぶりさせてください、ハンス様』、そう言って僕の許しを得るんだ。分かったかい?」
「……は、はい……」
「違う。『はい、ハンス様』だ。最初からやり直したまえ」
親子ほども歳の離れた少年に奴隷扱いされる。いや、まさしく奴隷なのだ。
屈辱に人妻の肩は小刻みに慄えた。だが言いなりになるしかない。逆らったり拒絶したりすれば、扉の外に待つ兵士が呼ばれ、キャサリン同様酷い拷問で痛めつけられたあげく、食事抜きの懲罰を与えられるのだ。
「ハンス様……マレーナに……お、おチン×ン……おチン×ンを、おしゃぶりさせてください……お願いします」
マレーナは顔をそむけたまま、懸命に言葉を絞り出した。
「いいだろう。そんなにしゃぶりたいなら咥えさせてやる」
少年は、いきり立った怒張の根元を握って、人妻の青ざめた頬をピタピタと肉茎で叩いた。
「ほら舐めろ。子供だと思って手を抜いたらM棟送りだ。分かってるな」
マレーナは白いうなじを伸ばし、エリート少年に奉仕し始めた。
出典:~敗戦国の人妻 (フランス書院文庫) ~
著者: 御堂 乱
「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!