リンクに広告が含まれています

夏子は腰をひときわガクガクと上下させたかと思うと、絶息せんばかりの声とともに白目を剥いて痙攣した

結城彩雨

トロ火にかけられていた官能が、再び燃えあがる。夏子は腰を上下に揺さぶりつつよがり声を絞りだした。肛門のおぞましさと媚肉の快美が入り混じった暗い官能の昂り。
夏子はひとたまりもなかった。
「ああッ、ああむ……また、また……」
「へへへ、遠慮せずに何度でも気をやりな」
と、冷二が意地悪く夏子の腰を揺さぶって、ギアをシフトダウンする。するとエンジンの振動が強烈に夏子の子宮を突きあげた。
「ああッ……あむむッ……」
「もうイクのか、へへへ、尻の穴にいたずらされるのが、よほどいいらしいな」
冷二と五郎がせせら笑う間にも、夏子は上体をキリキリのけぞらせた。
「う、ううむッ、イクッ」
夏子は腰をひときわガクガクと上下させたかと思うと、絶息せんばかりの声とともに白目を剥いて痙攣した。
あとはもう夏子の裸身からガックリと力が抜けた。
それでも五郎は夏子の肛門の捻じり棒をあやつるのをやめなかった。
「まだだぞ、奥さん。もっと尻の穴をほぐさなくちゃよ」
「……許して……」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!